代表挨拶

まずはじめに、詐欺などにより被害を被られた方々に、心からのお見舞いを申し上げますとともに、回復、復活を目指されていることに精一杯のご支援をいたしたいと存じます。

 私たち日本知能犯被害対策支援機構は、詐欺、横領、背任などの知能犯罪に遭った方々の様々な苦しみからの回復を支援するため、令和4年12月28日に設立されました。「駆け出し」たばかりの団体でございます。

 私たちは、自身が詐欺に遭い巨額のお金をなくした、捜査機関で知能犯罪の犯人と対峙した、被害回復の法廷で弁護人を務めた、被害を受けたことから心と体のバランスを欠いてしまった、等々の経験がございます。

 このことから、私たちの力を結集し、今、被害に遭われて苦しんでいる方々の回復活動へのご支援、そして今後、被害に遭われる方がいなくなりますよう、防止のためのノウハウをお伝えしたいとの気持ちから、この団体を立ち上げました。

 団体の活動は、被害に遭われた方々から、そのお話をしっかりと聞かせていただきます。そして、その回復のために行うことを、経験と知識に基づいた力で対応をさせていただきます。そこには、残念な気持ちの緩和のための処置、被害に遭われた損害額の回復のための処置、二度と被害に遭わないための処置、更に、知能犯の刑事責任を追及する処置等々があります。

 日本知能犯被害対策支援機構は、略称「八咫烏:ヤタガラス・やたがらす」と名乗ります。
八咫烏の謂れは、神武天皇が戦に敗れて途方に暮れていた時、神の使いとして現れ、道案内を務めて、大和へ導いたとされるものです。
被害に遭われた方々に寄り添い、そこから回復、復活され新しい世界に進んでいかれますよう、お支えすることに努めてまいります。

 どうぞ、皆様からの八咫烏のご利用とお力づけをお願い申し上げます。

一般社団法人日本知能犯被害対策支援機構
代表理事 秋葉良樹
代表理事 村澤眞一郎